焦!!! Part4
すでに国立の天下市も終わり、肌に突き刺さる北からの風が乾いた冬の匂いを運んできている。というのに
まだ9月の旅行話かい・・・
情けない・・・
13日(土)
北上のホテルでコーヒーを飲んで、落ち着いてから最後の一日の始まりである。
厳美渓に到着したのは昼前、車を降りると小雨がぱらつきだした。
思えばこの旅の岩手の初日も雨だった。
川岸に広がる岩畳の一箇所にやたら人だかりが出来ていて、どうやらそこが空飛ぶ団子の受渡し場所らしかった。
誰も渓谷美なんぞ楽しんでおらず、人々の視線はひっきりなしに空を飛ぶ団子に注がれていた。
雨がだんだんひどくなる中、団子の人気は衰えず・・・。
空中を飛ぶことによって団子の旨みが増すとは考えにくく、自分は食わなかったが。
やはり、観光ガイド本の写真はさすがにうまく撮られているなぁとつくづく思う。
肉眼で見ると何だかイメージとだいぶかけ離れていてがっかりすることが多く、この厳美渓もそう。
厳美渓付近の道路で闊歩する乗り物。
スゲー・・・なんかフツーだ・・・
次に向かったのが達谷窟毘沙門堂(タツコクノイワヤビシャモンドウ)。
この岩から生えている立派な寺は、坂上田村麻呂が京都の清水の舞台を模して建て、何度か焼けて伊達政宗などに再建されたが、最後は昭和36年に再建され今に至るらしい。
中にも入ることが出来るが、確かに清水寺っぽかった。
境内にはいまや首だけになってしまった岩面大佛さんやら、それこそカッパの出そうな池があったり、とにかく人があまりいなくて静かで良かった。
お腹が空いたので一関の町に向かい、せっかく岩手だし、最後に冷麺でも食いたいなぁと入った店は焼き肉のファミレス・・・。
冷麺と焼肉のセットにしたんだが、冷麺がやたら甘かったのと、拷問かと思うくらいの冷房で少し気持ち悪くなった。
あとはひたすら我が家に向かって高速道路をひた走り。
こうして無事に生きて帰ってきた。
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