ルパン、次元を連れて11日の夜中に出発して向かったのは群馬の丸沼高原スキー場。
沼田インターで降りてからコンビニで朝飯調達した時に変だなーと思ったのよ。
寒くない・・・
そして
行けども行けども無い!
雪が・・・。
仕舞いには小雨が降りだし、到着した午前3時頃には本降りに。
この時間からじゃ雪に変わる事はないだろうと思いながらも、ほんちょっとだけ期待しながら仮眠をとった。
明るくなって目覚めるとしっかり雨。
とても滑る気になんかならん。
ぶちぶちと雨に悪態をつきながら車中でオニギリを頬張り、しばらく呆然と水溜りを眺めた。
そのうち寝不足がたたって就寝、気が付くともう昼前。
雨が雪に変わり始めていた。が、気温が高いのでべちゃ雪だ。
決断の時である。
『このまま滑らないで温泉に入って帰ろう・・・』
相方が力なく呟いた。
立ち寄った温泉の名前何だっけなぁ・・・。
数年前まではまるでその付近の住民かと思うくらいにそこに通ったもんだ。
スキーシーズン、丸沼にはほぼ毎週足を運んだのだ。なんてタフだったんだろう。
がら透きの岩風呂に浸かり、これから起こる悪夢など予想もせず、のんびりと過去の思い出を湯煙と共に立ち昇らせた。
そして悪夢のはじまりハジマリ。
車に戻り外から中の様子を伺う。
いつもなら寒いからケージの中でヌクヌクと丸くなってご就寝のハズが、なぜか2人とも動き回っている。
ふと車内後部に目をやると設営してあったトイレのシートは消え、代わりに何かの切れ端らしきものが散乱している。
青くなって慌てて車に乗り込むとそこはルパンのイタズランドになっていた。
どうやら奴ら専用のバッグに私が入れっぱなしにしてしまった酒の肴、アタリメと昆布をどうにかして取り出してしまったようなのだ。
チャックは全部閉めていたし何の心配もしていなかったのであまりのショックで言葉を失った。
よく見るとバッグの上部についているネットが破られていて、そこから出したらしい。
散乱していたのは、破れたバッグの黒いネットと、ズタズタにされ空っぽになったアタリメと昆布の袋だった。
おそらく全ての愚行はルパンのもので、次元は半狂乱になっているルパンに近づくことさえできなかっただろう。
その証拠に、この後ルパンは500ccほどの水を一気に飲み干し(普段1日平均100ccしか飲まない)、行き場を失って寒さに震えていた次元は風邪をひいた。
今、奴らの具合の悪さは最高潮
ルパンの馬鹿野郎!
心配なのは、急激に相当な塩分を摂取したことと、シリカゲルを食ってしまってはいないかということ。
次元の風邪はどうにかなるにしても、ルパンに関しては死んでしまうのではないかと不安で仕方が無い。
前にやった葱中毒のことを思い出す。
食欲もあるしボール遊びも普通にこなすのに、病院に行ったらもう少しで危なかったと言われたのだ。
明日にならんと病院は開かないし、とにかく様子を見るしかないのだが・・・。
昨夜、食したさよりさん
容姿も味も麗しい